よくあるご質問
今まで四恩に問合せが多かったものです。ご参考にしてください。
葬儀Q&A
【葬儀全体に関すること】
最初に何をすれば良いのですか?
【葬儀の種類について】
御社のサイトの中でも「家族葬」という言葉がよくでるのですが、家族葬はどう行うのがいいのでしょうか?また、どの範囲を「家族葬」と言うのでしょうか?教えてください
基本的には「身内だけでするお葬式」です。ではその身内とはどこまで言うかというものがありますが、考え方は様々です。
- ①遺族のみ
- ②遺族+親戚
- ③遺族+親戚+本人と親しかった人
の3つが考えられます。
ここの「遺族」とは「二親等の範囲」を示しています。つまり、本人の子ども時代の家族である両親(一親等)、祖父母(二親等)、きょうだい(二親等)と、 本人が結婚後につくった家族である配偶者、子ども(一親等)とその配偶者、および孫(二親等)とその配偶者、が二親等の範囲となります。
父親が亡くなったとき、子どもから見れば叔父さん、叔母さんは「遺族」ではなく「親戚」ではないか、と考えがちですが、叔父(伯父)、叔母(伯母)は子どもから見れば三親等ですが、本人である父親にとってはきょうだいで二親等になりますので「遺族」になります。
【ご自身の葬儀について】
私は未婚で両親も他界していますので、1人です。その場合の葬儀はどのようにしたら良いでしょうか?
いざというときはご兄弟が対応するようになると思いますが、ご兄弟が居ない場合について考えてみましょう。
葬式をサポートしてくれる市民団体あるいは当社のような葬儀社に事情を話して相談してみましょう。
ここはお金が関わることですので、まず相手先が信頼できるかどうが重要です。
相談してみて信頼できると確認できたら、相手先の葬儀社から葬儀の見積書を受け取り、費用が納得したら生前契約を締結しておくと良いです。
また、費用は事前に支払ってしまうと、約束が履行できない場合に困ります。そこで、約束通りの葬式が行われたら代金を支払うという仕組みにしておくと良いです。
遺言で「負担付遺贈」というのがあります。つまり葬儀を契約通りに施行してくれたら残した財産から支払うという形式です。
契約先の法人を祭祀主宰者に指定しておきます。本来は息子さん、娘さんがいいでしょうが、お子様が居ない場合は葬式の手配等ができませんので、これをやってくれる人を予め指定しておきます。
できれば祭祀主宰者の指定、負担付遺贈は公正証書遺言にしておき、生前契約も公正証書にしておくとよいでしょう。
こういう手当てをしていても、問題は万が一の時に連絡がきちんとできなくてはいけません。
家のわかりやすい場所に契約先の連絡先を記すほか、いつも携帯している免許証や財布にも連絡先を書いた紙を入れておきましょう。
生前契約の中には、どんな葬式をいくらでするか以外に、どなたかの連絡先も入れておくと良いと思います。
【配偶者の葬儀について】
夫が入院中なのですが、万が一のとき、どうしたらよいかわかりません。
葬儀社は365日24時間受け付けています。たとえ真夜中であっても、電話をすれば、すぐに病院に迎えにきてもらえますので、ご心配は不要です。
また、病院で葬儀社を紹介してくれることもありますますので、看護師さんに相談するのもよいでしょう。
病院から紹介された業者に、葬儀全てを依頼しなければならないわけではありませんので、とりあえず自宅への搬送だけを依頼し、落ち着いて業者選びをすることも可能です。
いざという時には心の余裕もないため、事前に葬儀社を決めておかれる方もいらっしゃいます。多くの葬儀社では事前相談を受け付けておりますので、相談するとよいでしょう。よい葬儀社かどうかを判断するポイントを以下の点です。
- ①丁寧に応対してくれるか。
- ②こちらの話をよく聞いてくれるか。
- ③見積書を出してくれるか。
- ④その会社は店舗を構えているか。
この中でも、②「話を聞いてくれるか」はとても重要です。
希望する事や心配事項に丁寧に細やかに耳を傾けてくれるかを十分に見極め、信頼できる業者をお選び下さい。
可能であれば、当人と話し合っておき、ご希望を伺っておくのもよいと思います。